
心理士外来
心理士外来
からだの健康はもちろん、お子さまの成長の上で「こころ」の健康もとても大切です。言葉で自分の思いを上手に伝えることが難しく、身体症状(腹痛、頭痛など)が出てくることがあります。からだの健康と同じで、からだやこころのSOSを見逃さず、こころの不調も早い段階で解決することが大事です。当院の心理士外来ではこころの問題がこじれる前に「こころ」の健康を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
※相談内容によっては、残念ながら問題の改善が難しい場合もございます。その場合は、問題解決につながるような専門機関のご紹介をさせていただきます。
こうした不安や心配ごとは、早めに相談することで、適切な理解や支援につながることがあります。
お子さまの行動や気持ちの変化に「育てにくさ」や「不安」を感じたとき、その思いを一人で抱え込んでしまいがちです。心理士外来はご家族のサポートをさせていただきながら、ご家族と一緒にお子さまのよりよい成長を支えていくための場所です。気になることがあれば、お気軽にスタッフにご相談ください。
お子さまのこころの健康を取り戻すために、医師が必要と判断した場合、保険診療の枠組みで心理士によるサポート(カウンセリングや心理面接など)を受けることができます。
当院では、保険診療の枠組みでは対応が難しい場合に、自費(自由診療)による心理士のカウンセリングを行っています。お子さまのこころの成長や発達、家庭や学校での困りごとに対して、臨床心理士・公認心理師が継続的な支援を提供します。
初回相談(インテーク面接) | 5,000円(税込) |
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継続カウンセリング(50分) | 3,500円(税込) |
発達検査・心理検査(WISC、新版K式など) 検査及び所見 |
5,000円(税込) |
※基本的には、保険診療内でのカウンセリング・心理療法、発達検査・心理検査を実施させていただきます。
※自費カウンセリングは、お子さまやご家族が安心して日常を過ごせるように、柔軟にサポートすることを目的としています。保険診療にとらわれない継続的な支援をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
日常生活での適応行動の発達水準を評価する検査です。家庭での様子や日常生活動作、社会性、言語、運動などの領域について、保護者などへの聞き取りによって実施されます。発達障害や知的障害の診断補助に使われます。
乳幼児(0歳~4歳頃)の発達水準を評価するための観察検査です。年齢相応の発達をしているかを確認します。発達の遅れを早期に把握するのに適しています。
自閉スペクトラム症(ASD)の特性を評価するための保護者面接式質問票です。
乳幼児から児童(0歳~成人まで)の認知・言語・運動の発達を測定する総合的な検査です。
5歳0か月~16歳11か月を対象とした児童用の代表的な知能検査です。全体的なIQ(知能指数)だけでなく、子どもの得意・不得意の認知特性を詳細に把握できます。発達障害や学習障害の診断や支援方針の検討に広く使われます。
2歳6か月~18歳11か月を対象とした認知・学習能力の検査です。学習障害(LD)の評価に有用です。言語能力に偏らない設計になっており、言語発達に課題がある子どもにも適しています。
自己理解、人間関係、家庭、学校、将来への考えなどを自由に記述させ、内面の葛藤や心理的傾向を読み取ります。カウンセリングや臨床心理評価の補助として用いられます。
ASD(自閉スペクトラム症)の特性を評価するための自己記入式質問票です。
子どもの感覚処理の特性(感覚に対する過敏さ、鈍感さ、感覚探求など)を評価する質問票です。保護者や養育者が回答し、日常生活での感覚への反応パターンを明らかにします。
青年~成人を対象とした感覚処理の特性評価です。個人の感覚への反応の傾向を把握し、日常生活や仕事、対人関係における困りごとの理解に役立ちます。
学習障害(LD)の可能性をスクリーニングするための教師や保護者向け質問票です。
保護者が記入する子どもの行動・情緒面の問題を把握する質問票です。
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